蛙亭 結成へ“相思相愛”も言い出せず、最後は… 山本舞香「婚活の流れじゃないですか」

[ 2021年9月24日 12:11 ]

「蛙亭」の中野周平(左)とイワクラ
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 お笑いコンビ「蛙亭」が23日放送の読売テレビ「ペアキュン」(後11・59)に出演。コンビ結成秘話を明かした。

 10月2日に生放送される「キングオブコント2021」で初のファイナリストとなるなど、活躍を見せている蛙亭。結成9年を迎える2人の出会いは吉本興業の養成所、大阪NSC時代。中野周平(30)は当時の自身について「クラスの人気者とか見てて、端っこからうわ、しょうもないことをしてるとか言ってるタイプ。もっと明るく元気いっぱいでいかないとと思っていたんですけど、うまくいかなくて」、イワクラ(31)は「その時だいぶ暗かったんで、まず人に話しかけられなくて…」と振り返った。

 そんな2人の転機となったのは、入学して1カ月後に行われた「相方探しの会」。「そこで見つからなかったら諦めよう」と思っていたイワクラは、前に出て大喜利をしたところ、中野は「受けたんですよ」、イワクラは「受けなかったですね」と回顧。「向いてないんだな。辞めようかな」と思っていたところ、中野が「イワクラさんじゃっけ、さっき、大喜利おもれかったなあ」と話しかけてきたとした。

 イワクラが「面白いって言ってくれた」と感激していると、「ちょっといい」と別の生徒が2人のもとへ。中野は「まずい!こいつに取られる」と思い、2人の話を遮り、「ちょっと連絡先教えてくんない」とアプローチした。イワクラは声をかけてきた生徒について「めっちゃ気持ち悪いヤツやったんで。コンビとかじゃなくて、本当にナンパみたいな感じで。気持ち悪って思って」とし、中野については「あのおもんないヤツがしゃべりかけてきた、と思ったんですけど、ちょっとそいつよりは大丈夫そうと。気持ち悪さでいったら僅差ですけど」と好感を持ったとした。

 2人は話を続けるうちに、吉本でなければ人力舎に入ろうと思っていたことなどで意気投合。中野は「日々この人とコンビを組みたいなと思いは募っていって」、イワクラは「ここじゃなくても、コンビ組んでたかもって」「組みたいな、中野さん逃したら終わるなって」と思うようになった。

 だが中野は「コンビを組んでくださいって、結婚して下さいに近いな、一生。凄い責任重大だなと」。2人で王将に食事に行った時、食後に無言の時間が生まれ、「あれ、これ今俺言う時間かな」、イワクラも「コンビ組もうって言ってくれそうな雰囲気が出てたんでちょっと待つかと思ったんですけど」と話したが、中野はまさかの無言。「なかなか言葉が出て来なくて」と水を飲んだ。

 30分くらい経つと、イワクラは「こいつ言う気ないなとメッチャいらついてきて」。しびれを切らして自分から「良かったら良かったら私とコンビを組んで下さい」と告白すると、中野は水を飲みながら手を震わせ、「よ、喜んで」と返したとした。2人のドラマにゲストの鈴木福(17)も「ペアのキュンがあった」、山本舞香(23)は「流れが婚活の流れじゃないですか」と感動していた。

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