渡辺明名人、初防衛に「前に進んでいけると思う」と3連覇へ意欲 将棋名人就位式

[ 2021年7月16日 19:07 ]

副賞の床ふきロボットのパネルを手にニンマリの渡辺名人(撮影・我満 晴朗)
Photo By スポニチ

 将棋の第79期名人戦(毎日新聞社、朝日新聞社主催)の就位式が16日、東京都内で行われ、初防衛を果たした渡辺明名人(37)=王将、棋王含め3冠=に推戴状、賞金などが授与された。

 斎藤慎太郎八段(28)に第1局こそ逆転負けを喫した渡辺だが、第2局以降は破竹の4連勝でタイトルを守った。謝辞に立った渡辺は「第1局と第2局の間隔が空いたことが幸いしたのでは。全体としては第4局、どちらが勝つか分からない大熱戦を勝てたのでシリーズの流れをつかむことができた」と番勝負を回顧。コロナ禍で変則日程だった前期より3カ月早い就位式とあり「昨年より長い時間準備でき、前に進んでいけると思う」と3連覇への意欲も明かした。

続きを表示

2021年7月16日のニュース