TBS 無観客中継の東京五輪「会場に行った気になるような臨場感を持った放送ができたら」

[ 2021年7月16日 16:17 ]

TBS社屋
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 TBSの10月期の改編説明会が16日、オンライン形式で行われ、無観客開催が決まった東京五輪の中継について見解を示した。

 同局では民放各局に先駆けて放送する21日に「サッカー女子予選第1戦・カナダ戦」のほか、「柔道混合団体決勝」(31日)、「競泳男子200メートル個人メドレー決勝」(30日)などを中継する。

 五輪観客対応は8日、大会組織委員会、東京都、政府、IOC、国際パラリンピック委員会(IPC)による5者協議などで首都圏会場を全て無観客とする方針に合意。首都圏以外の会場も一部を除き無観客となっている。

 同局の福士洋通編成部長は「こうしたコロナの状況でございますので、ご自宅のテレビで楽しまれる方が多くいるだろうと思っております」としたうえで「そうした多くの皆さまにアスリートたちの活躍、スポーツの魅力を余すことなくお伝えしていきたい。残念ながら会場には行けないですけど、会場に行った気になるような臨場感を持った放送ができたらと考えております」とその意義を強調した。

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