「師匠が1回しゃべって聞いたら、覚えちゃう」志らくの“能力”に 今田耕司驚き「特殊技能でしょ」

[ 2021年7月16日 13:24 ]

落語家の立川志らく
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 落語家の立川志らく(57)が15日深夜放送の日本テレビ「アナザースカイ」(木曜深0・59)に出演。落語家としての驚異的な能力を明かした。

 父はギタリスト、母は長唄という芸に秀でた両親の元で育った志らくは、1985年に立川談志さんに弟子入り。1995年には真打昇進。テレビに活動の場を広げる5年前までは、年間300席ほど落語を披露していた。

 師匠の立川談志さんに、落語家としての才能を絶賛されていたという志らく。「落語だけです、覚えられるのは。他の兄弟子たちが一席覚えるのに、ものすごい四苦八苦してるわけです。談志が『なんでこいつら落語覚えねえんだ』って。私は師匠が1回しゃべって聞いたら、覚えちゃう」と告白。「暗記力が良いわけじゃない。子供の頃から、勉強が苦手だから九九も覚えられないし、興味のないものは全然覚えられない」と話し、落語については「覚えるのは1回聞けば覚えられるんだけど、問題はそのあと自分で創るっていう作業が入るから、そっちの方が大変なんです。全体の5%くらいです、覚えるのは。あと95%は創作の方」と明かした。

 お笑いタレント今田耕司(55)は「1回聞いて、覚えられるって特殊技能でしょ」と感嘆の様子。志らくは「私は褒められて育てられた。(立川談志さんに)『志らくが1番才能ある』『志らくが1番上手い』『何年後かには志らくが天下をとる』って」と回想。しかし、その才能が兄弟子たちから嫉妬の対象となったようで、「みんなにいじめられました。もう若い頃は兄妹弟子で、仲間はほとんどいなかった」と当時を振り返った。

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2021年7月16日のニュース