NHK受信料 20年度末の推計世帯支払率 全国値80・3% 前年下回る コロナ禍で訪問活動等を停止

[ 2021年6月22日 21:05 ]

 NHKは22日、2020年度末のNHK放送受信料の推計世帯支払率を発表。全国値は80・3%で、19年度末から1・5ポイント低下した。

 都道府県別の世帯支払率の推計は、12年9月に11年度末値を公表して以降。今回が10回目。全国値を上回る都道府県は39、全国値を下回る都道府県は8(北海道・東京・神奈川・京都・大阪・兵庫・福岡・沖縄)となった。

 すべての都道府県で前年度値より低下。「新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、年度当初から全国で訪問活動等を停止したことが支払率低下の共通した要因と分析」とした。

 推計世帯支払率が90%を超えているのは12県(秋田・新潟・山形・島根・青森・岩手・富山・鳥取・岐阜・福井・山口・福島)で、19年度末から1県減少。沖縄県は50%を下回り、49・8%に低下した。

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