溝口紀子氏「誰のための五輪?」 VIPルームは「社交の場」と理解も、関係者の行動に違和感

[ 2021年6月22日 18:55 ]

溝口紀子氏
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 1992年バルセロナ五輪柔道女子銀メダリストでスポーツ社会学者の溝口紀子氏(49)が21日放送のBS-TBS「報道1930」(月~金曜後7・30)にリモート出演。五輪関係者の“VIP待遇”を明かし「誰のための五輪?」と投げかける場面があった。

 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会袋井市推進副委員長も務め、大会を「支える」立場という溝口氏。五輪の観客数上限が「収容定員の50%以内で1万人」と発表されたことを受け、「無観客だったら自分たち運営側もやれるし、選手に集中してもらって大会運営ができるんですけど」と漏らした。有観客の場合、ボランティアらにストレスがかかるとし、「1万人の根拠もよく分からない。何で1万人?というのもあります」と語った。

 番組では、海外から来日する大会関係者数について「“オリンピックファミリー”約1200人、国際競技連盟関係者約3100人」などと紹介。あわせて、国立競技場に設けられたVIPラウンジについても取り上げた。溝口氏は「選手・関係者としてVIPルームに行ったことがあるんですよ。メダリストはVIPのお客様にご挨拶したりとか、そういうラウンジでもある」と、経験を振り返った。

 VIPルームでは「ロビー活動が行われたり、社交が行われるんですね」と説明し、「そういう意味で国際交流というところだったり、いろんな社交の場っていうのは。スポーツを通して、VIPラウンジがあるというのもよく理解できます」。

 一方、違和感を覚えた出来事があったとも。「アクレディテーション」と呼ばれる、大会のIDカードに触れ、「入れるゾーンがある。選手でも入れないところと、全部オールパスで多分行けるもの。五輪ファミリーとかだと全部入れるんですよ」とした。

 なかには「『私は関係者』だって言って、大手を振って入ってきたりする」ケースもあるそうで、「それを見ると、じゃあ誰のための五輪?って。選手は見世物なんですよね、いわゆる」と、こぼした。「コロナの新しい様式になって、本質は何かってところが、まざまざと露見されるんだなって凄く感じましたね」と続けた。

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