論理のバカリズムと現場主義の宮川大輔 フジ特番「データがない!」で絶妙コラボ

[ 2021年6月22日 10:00 ]

フジ系で22日に放送されるバラエティー特番「データがない!」を手がけた関西テレビの友岡伸介プロデューサー
Photo By スポニチ

 知りたいことをスマートフォンで気軽に検索できる情報飽和時代。そんな中、きょう22日に放送されるフジテレビ系バラエティー特番「データがない!」(後9・00)は、ネットで出てこない未知のデータを、番組スタッフが足と時間を使って調べ上げるアナログの極みのような番組だ。

 制作した関西テレビの友岡伸介プロデューサーは「“情報は足を使って集める”という原点を泥臭く訴えたい」と、ビッグデータに挑戦状をたたきつける。

 検証するデータは5つ。飲食チェーン「スシロー」のガリは1年で何円分ただ食いされているのか、普段は楽器演奏だけで歌わない音楽家が歌ったらどうなるのか――など。「ユーチューバーがすでにやってたりするものも多い」(友岡氏)そうで、そのことに後から気づいたり、放送できるレベルに届かなかったりして、7、8回もボツになり疲弊したディレクターもいた。

 「5つすべて精鋭かといえば決してそうでなくツッコミどころもあるが、総じて汗をかいてる感じは出た。そういうところで、情報の重みを表現できれば」と友岡氏は語る。

 それをまとめるのがMCのバカリズムと宮川大輔。「対照的なイメージのこの2人が、集めたデータを絶妙に料理してくれている」と手腕を絶賛する。

 「論理的で頭の回転がよい」とテレビ業界で定評のあるバカリズムと、日本テレビ「世界の果てまでイッテQ!」の体を張った企画など「現場主義者」と評される宮川のコラボが番組の大きな軸のひとつだ。

 バカリズムについては「おメガネにかなうことでデータがハードルを越えた感じが出る」と友岡氏。番組の面白さは示される数字に加え、ネット検索の限界を超えたいというスタッフの高い熱量にある。宮川が加わることで「現場の頑張りなどを明るいキャラでフォローしてくれて、違う形で成立している」という。

 狙うはレギュラー化。「まだ手探りで粗っぽい部分もある番組だが、とりあえず作り手の熱を全力で投げつけたい」。情報飽和時代の人々の胸に響けば、今後の扉が開きそうだ。

続きを表示

「美脚」特集記事

「嵐」特集記事

2021年6月22日のニュース