現地リポートのTBS伊藤隆佑アナ 松山Vに思う「たくましい日本の顔に…感慨深いです」
米男子ゴルフツアー マスターズ最終日 ( 2021年4月11日 ジョージア州オーガスタ・ナショナルGC=7475ヤード、パー72 )
Photo By 提供写真
男子ゴルフの松山英樹(29)が日本男子初のメジャー制覇を達成した「マスターズ」で、4日間のラウンドに密着したのがTBSの中継リポーターを務めた伊藤隆佑アナウンサー(37)。月曜日の練習ラウンドから松山の一挙手一投足を追い、72ホール、278打のすべてを目撃。歴史の証人となった伊藤アナが、スポニチのリモート取材に応じた。
優勝の瞬間は、18番ホールのグリーン左奥のリポートエリアにいた。「松山選手が派手なガッツポーズをしなかったので、“おおっ!”というよりも、“あぁ、勝ったんだ…、優勝したんだ…”って。大喜びと言うよりは、かみしめるような感じでしたね」。心は熱くなりながらも、冷静にその瞬間を見届けた。
グリーンの左奥は、パーパットの際の表情とストロークが見えるベストアングルだった。「その時の松山選手は、“たどりついたな”という表情に見えました。私も4日間、278ストロークの全部を目の前で見てきたので、本当に同じような気持ちでした。これが最後の1打だなと、ご本人も思っていたんだと思います」。松山はパーパットを惜しくも外したが、返しのボギーパットを決め、見事に優勝をつかみとった。
グリーンを囲んだ多くのパトロンは総立ち。スタンディングオベーションで松山を祝福した。伊藤アナはタイガー・ウッズが優勝した2年前も、グリーン奥の同じ場所にいた。「わき起こったタイガーコールは、今までスポーツの現場で働いていて聞いたことのない歓声だった。でも、今回はそれとはまた違う。新しい日本のヒーローが生まれて、それをパトロンが迎え入れてくれる温かさを感じましたね」と、ニューヒーロー誕生の瞬間をしみじみと振り返った。
日本列島が沸いた快挙。多くの解説者が「笑顔が多い」と指摘したように、一番近くで見ていた伊藤アナもこれまでとの違いを感じていた。「松山選手のマスターズはほとんど見てきてるんですけど、こんなに穏やかな顔をしてたんだっけなって。いつも鬼気迫る表情で、何かたくさんのものを背負い込んでプレーしているような印象があったんですが、今週は本当に1打1打に思いを乗せて、時には笑顔もありながらのプレーでした。ゴルフを楽しんでるという表現が適当かわかりませんが、10回目のマスターズをのびのびと自然体で回っているような気がしました」と、メンタル面の変化を感じ取っていた。
伊藤アナがマスターズ中継に携わったのは、松山がアマチュア時代に初出場し、ローアマを獲得した2011年。「ラウンドが終わるたびにTBSの中継チームとご飯を食べて、松山選手がおにぎりを持って帰ったり。いろんなことを話しました。“明日も頑張ってね”と触れ合っていたので、あの時の19歳の青年が、こんなにもたくましい日本の顔になったんだなと感慨深いです」
グリーンジャケットに袖を通してのガッツポーズで見せた笑顔には「解放されたんだな」という印象を持ったという。「これまでも苦しいことがたくさんあって、今回のラウンドにも悔しさがたくさんあったと思う。でも、最後に素直な気持ちを見せられたんだと思います」と、松山の優勝を心から喜んだ。
うれしかったのは優勝インタビュー。これまで何度もマスターズの現場で松山をインタビューしてきたが、「ご機嫌うるわしくなく、まったく答えてもらえなかったこともありましたので」。その苦い思い出があるからこそ、優勝に立ち会えた喜びはひとしおだった。「笑顔のインタビューができて幸せでした」と笑顔で明かした。
そのインタビューで時間が足りずに聞けなかったのが、今回のベストホール。「聞きたかったんですけどね、時間がなくて…」。伊藤アナ自身が挙げたベストホールは、イーグルだった初日の8番ホール。「フックラインのイーグルパットを決めて、本当に勢いづいて、一気に流れに乗っていったのかなと思います」と、初日のスーパーパットを快挙の出発点に挙げた。
そして「今思うと…」と語り出したのは、松山がオーガスタに入った月曜日の練習後のこと。「キャディーさんの番号がエントリー順で決まるらしいんですけど、松山選手のキャディーさんの番号が78番だったんです。“78ってなんかいいと思うんだよな”と言ってて。普段あまりそういうこと言わない方。“78、フィーリングねフィーリング、良いと思う”と言ってたので、今振り返ると、身体のコンディションもメンタル的にも良い形で入って来てたのかなと、こういう最終日が見えていたのかなと思いました」。その時に松山は「今回が85回目でしょ」とも言っていた。「選手の方って何回大会とか意識してないと思ってたんですけど、85回ということで、東日本大震災から10年、ローアマだったのが75回大会。何か胸に期すものがあったんじゃないかと想像してました」と振り返った。
TBSは1976年からマスターズを中継。今回は、その中継を解説者として長年支えたゴルフジャーナリストの岩田禎夫さん(16年死去)の力を借りたという。「実は岩田禎夫さんのお骨をリュックにしのばせて、ともにリポートしていたんです。私にとっても、岩田さんはゴルフの先生でした」。松山が優勝すると信じて、岩田さんとともにオーガスタを歩き回った。
リポート中には、ドキュメンタリーを制作している現地テレビ局の逆取材も受けたという。「“松山選手の活躍が日本ではどんなムーブメントになっているんだ”とか、梶谷翼選手がオーガスタ女子アマで優勝したこともあって“日本のゴルフどうなってるんだ、すごいじゃないか”という感じでした」と明かし、日本勢の快挙は世界を驚かせていることを実感した4日間だった。
芸能の2021年4月13日のニュース
-
餅田コシヒカリの“リアルテディベア”写真にファン「愛らしい」「他人事とは思えないお腹」の声
[ 2021年4月13日 23:10 ] 芸能
-
ヒロミ 自身の運転手務めた天津・木村への思い吐露「すごい寂しい」「こんなに人に気持ちが入ったのが…」
[ 2021年4月13日 22:40 ] 芸能
-
さらば青春の光・森田 事務所社長として相方・東ブクロの女性トラブル謝罪「きちんと責任をとるべく」
[ 2021年4月13日 22:15 ] 芸能
-
Matt、父・桑田真澄コーチのホクロが気になって…「テープとかパックを勝手にしてあげるんです」
[ 2021年4月13日 22:09 ] 芸能
-
さんま「眠くても、寝られへんって」 理由はアドレナリン…近藤春菜がツッコミ「65年間それは心配」
[ 2021年4月13日 21:57 ] 芸能
-
貫地谷しほり 新型コロナ感染 7日に陰性も「容態は安定」舞台「月とシネマ」開幕延期&一部中止
[ 2021年4月13日 21:55 ] 芸能
-
山本耕史 新型コロナウイルス感染 無症状も出演予定の舞台は降板
[ 2021年4月13日 21:48 ] 芸能
-
松本伊代、子どものためを思って…まさかの行動に長男ドン引き「こんな“痛い”母親います?」
[ 2021年4月13日 21:42 ] 芸能
-
北乃きい 11人きょうだい、18歳下の弟の言動に困惑「本当、立ち直れないくらいショック」
[ 2021年4月13日 21:05 ] 芸能
-
最上もが 神秘的なマタニティフォト公開「めちゃくちゃ母に似てます」
[ 2021年4月13日 20:46 ] 芸能
-
梨花 ショートカットヘア公開にファン「全然違う人みたい!」「めちゃくちゃ似合ってます」
[ 2021年4月13日 20:46 ] 芸能
-
“もらい泣き”のマスターズ実況・TBS小笠原亘アナ 高視聴率に「しゃべりがいがあった」
[ 2021年4月13日 20:32 ] 芸能
-
降板騒動の小倉優香「小倉ゆうか」に改名し再出発「長年希望」所属事務所退所も報告「縛られずに活動」
[ 2021年4月13日 20:31 ] 芸能
-
EXILE TETSUYA 「テンション上がりすぎた」聖火リレーで踊りながら走る笑衝パフォ披露
[ 2021年4月13日 20:30 ] 芸能
-
菅田将暉 若手俳優の間で明石家さんまは「トラウマ」、笑いへのどん欲な姿勢に「怖すぎて寝られなかった」
[ 2021年4月13日 20:24 ] 芸能
-
野田洋次郎 ツアー再延期も開催待つファンに感謝「今も18万枚以上のチケットが払い戻されることなく」
[ 2021年4月13日 20:19 ] 芸能
-
急性心筋炎で休養中だった志尊淳、退院を報告「今はとにかく生きていられることが幸せです」
[ 2021年4月13日 20:04 ] 芸能
-
「EXIT」りんたろー。“アノタク”諦めショートカットも…ファンからは「短い方が絶対似合う」の声
[ 2021年4月13日 19:52 ] 芸能
-
オール阪神・巨人 ラジオで生島ヒロシと共演「巨人さんは紅白を狙っているみたい」
[ 2021年4月13日 19:40 ] 芸能
-
菊地亜美「生活感ありありな冷蔵庫前」での写真投稿にファン「「自然なショットで好き」
[ 2021年4月13日 19:27 ] 芸能




















