加藤浩次「これさえあれば何も怖くない」 吉本とのエージェント契約終了…再出発して気付いたこと

[ 2021年4月13日 08:31 ]

「極楽とんぼ」の加藤浩次
Photo By スポニチ

 お笑いコンビ、極楽とんぼの加藤浩次(51)が12日、ABEMA「極楽とんぼのタイムリミット」(日曜後10・00)に出演。吉本興業を退社後、再出発にあたり、気づいたことを明かした。

 コーナー「平成生まれの悩み」の中で、就職するか起業するかを迷う20代の「所属しない不安で悩んでいる」という相談に答えた加藤。「起業したいならしたほうがいい。起業する人は不安に打ち勝ってるから、間違いなく」と断言した。

 人はなぜ不安になるのかというと「失敗した時に恥ずかしいとか、誰かに見られるとか。すべて損得で考えてるから失敗が怖いってなる。ほとんどのことは失敗するんだよ。俺らの商売だって、周りや家族は絶対止めるわけ。無理に決まってるって止められるんだよ。北海道から出てきて、芸能界でやってみようと思うって言ったら、何言ってんのあんたと。親にも親戚にも友達にも言われた。でも、ネジ1本ぶっ飛んでる人間だから飛び込める。行けるでしょっていう勘違いが一歩目として大事」と説いた。

 芸能界入り後、周囲に圧倒されながらも「挫折の連続なんだけど、勘違いしてる踏み出し方は悪くないと思ってる。わかるからそのうち」と体験談を語った。

 吉本興業とのエージェント契約を終え、自身も4月から再出発を切った。「絶対的な正直であるべきだと気づいた。これさえあれば何も怖くない。欲とウソはセットって最近気づいた」という。「絶対的に正直だったら何も後ろめたくないから。好きなこと言えるし、正直さがあれば間違ってたら正直に間違ってましたと言えばいい」と話した。

 「正直さと目の前のことを楽しめるかどうか。逆境の時、やべーなって追い込まれてるけど。やるしかねーなと、楽しめるかどうかを気を付けてる」と語り、悩む20代に「一歩踏み出す恐怖と向き合えば成長できる!」と背中を押した。

続きを表示

2021年4月13日のニュース