松井珠理奈 置き土産は自ら作詞の新曲「みんな、かわいいよ。大丈夫、大丈夫」

[ 2021年4月11日 21:36 ]

卒業コンサートで髪をバッサリカットしたSKE48の松井珠理奈(c)2021 Zest,Inc./ AEI
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 SKE48松井珠理奈(24)が11日、名古屋市の日本ガイシホールで、卒業コンサート「松井珠理奈卒業コンサート@日本ガイシホール~珠理奈卒業で何かが起こる!?~」に出演し、最後の大舞台を終えた。

 13年に及ぶアイドル人生のピリオド。アンコールでは、栄光の裏側にあった葛藤を涙ながらに明かし、仲間たちの支えに感謝した。ナゴヤドームで開催された18年の選抜総選挙。地元開催とあって、初の1位が有力視されていた松井は、多忙な日々と勝利へのプレッシャーで、体力も気力も限界だった。「前日のリハーサルからすごい悔しくて。何で『ナゴヤドームでやるのにSKEの曲、全然ないんだろうな?』とか、『何かいつもSKEって損してるな』とか、『何でこんな頑張ってるのに、届かないかなあ』って。そんなことを思ってたら、リハーサルに出られなくて、1人で部屋で泣いてて」。気づいたら、リハーサルが始まっても、参加できない状態だったという。

 そんな時、駆け寄ってきたのがSKE48のメンバーたちだった。「たぶん、『珠理奈がいない。リハを始められない』ってなったんでしょうね。メンバーが全員、部屋に来てくれてね。『何でうちらの珠理奈さんがリハ行かないんですか?かっこいい珠理奈さんを見せて下さいよ』って、泣いてる私にみんなが駆け寄ってくれて」。引っ張っているつもりが、いつの間にか背中を押され、引っ張られる側になっていることに気づいた。「みんなが頼もしくて、だから卒業を決められました。みんなありがとう」。後ろを方を振り向いて感謝を口にした。須田亜香里が、大場美奈が、斉藤真木子が、涙を流しながら聞き入っていた。同期ではないが、悔しさをともにした同志だった。

 メンバー、スタッフを含め、SKE48をデビューを知る、最後の1人。アンコールでは、1期生のオリジナル曲「神々の領域」を、当時の衣装で、たった一人で披露した。そして、最後の置きみやげとして、自身が作詞した新曲「オレンジのバス」を残るメンバーに託した。

 仲間たちが作った花道を、穏やかな表情で歩いた。「みんな、楽しむんだよ。楽しむんだぞ。楽しめよ、未来を。泣き顔もかわいいし、笑った顔もかわいいし、怒った顔もかわいい。みんな、かわいいよ。大丈夫、大丈夫。何かあったら、すぐ呼んでね」。メンバーへのエールでもあり、未来へ向けた自己暗示のようでもあった。

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