泉ピン子 橋田寿賀子さんが男性ディレクターに激怒した過去明かす「『合戦なんかして!』って」

[ 2021年4月9日 17:49 ]

09年、84歳の誕生日を迎え泉ピン子(左)と瀬戸朝香(右)から祝福される橋田寿賀子
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 女優の泉ピン子(73)が急性リンパ腫のため4日に95歳で亡くなった脚本家の橋田寿賀子さんの追悼番組として放送された8日の「クローズアップ現代+」(火、水、木曜後10・00)に出演。声のみのインタビューで橋田さんの最期の様子や信条、エピソードなどを語った。

 静岡県熱海市で橋田さんの最期をみとった泉は「全く苦しまず、眠るようにいきました。『ママー』って大きい声で叫んだときに、目をパッと開いて。こっち見て。それで目をつむってましたから、あれが最期なんでしょうね」と様子を明かした。その存在を「グチを何言っても聞いてくれてたし、一緒になって怒ってくれたりして、親以上の存在かな」と語った。

 女性を主人公に戦国時代を見つめた81年のNHK大河ドラマ「おんな太閤記」の撮影中、主人公・ねね(佐久間良子)の義妹・あさひ役で出演していた泉は橋田さんが男性ディレクターと衝突した時のことを鮮明に覚えているとした。「今までの大河ドラマって合戦の場があるのに、戦を1シーンも作らないでディレクターとケンカしてましたね。(ディレクターが)男だから合戦の場が欲しいからって1シーン入れちゃったんですよ。そしたら『合戦なんかして!』ってメチャ怒って」と説明。「『なぜ戦をしなきゃいけないんだ、残されるのは女だろ』って亡くなっていく悲しみとかを書いたのは橋田寿賀子じゃないですか。『戦なんか書かなくたって、ドラマ書けるだろ』って言うのがあの人の信条じゃないんですかね」とおもんぱかった。

 また「『戦争はダメだ』、『戦争ほど怖いものはない』って言ってました。だから『平和でなければいけない』ということを言ってましたね」とし、「貧しい中の強さ、逆境をばねにして生きてくるっていう、こうでありたいっていう人間を書いているんじゃないかな」と話した。

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