石橋蓮司主演「一度も撃ってません」7・3公開決定!映画オリジナルのマナー映像も

[ 2020年6月2日 18:00 ]

石橋蓮司主演作「一度も撃ってません」のポスター
Photo By 提供写真

 4月24日に公開が予定されていたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で延期となっていた、俳優の石橋蓮司(78)の18年ぶりの主演映画「一度も撃ってません」(監督阪本順治)が7月3日に公開されることが決定した。

 同作は「伝説のヒットマン」と噂される74歳の小説家を主人公にした、オトナのハードボイルドでハートフルなコメディー。「大鹿村騒動記」「北のカナリアたち」「半世界」などの阪本順治監督(61)がメガホンをとり、脚本は「探偵物語」など多くのアウトローヒット作で知られる丸山昇一氏(72)が手掛けた。芸歴65年を誇るベテラン俳優、石橋の主演作に花を添えるキャストは、大楠道代(74)、岸部一徳(73)、桃井かおり(69)、豊川悦司(58)、江口洋介(52)、妻夫木聡(39)、井上真央(33)ら、主役級がズラリ。柄本明(71)と柄本佑(33)、佐藤浩市(59)と寛一郎(23)の親子共演も話題となっている。

 また、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、安心してエンターテインメントを楽しんでもらうため、本作の本編映像を使用し、映画オリジナルのマナー映像を編集。劇中のシーンを切り抜き、「検温しよう」「手を洗おう」「ソーシャルディスタンス」などのウイルス感染防止を呼び掛ける内容になっている。

 上映にあたり阪本監督は「やっとの公開です。この状況下での上映となり、まったく意図せぬ感想が生まれそうです。いつかこんなありさまが、ふざけたような遊び心が、あらためて懇求されるような、新しい日常のその次の日常がこんな風景となってくれればいいなあと、おこがましくも思ってしまいます」とコメント。さらに、映画界を取り巻く厳しい状況に「メジャー系も、最も苦境にあえぐ独立系の映画館も、やれるかぎりの防疫策をとり、みなさんをお待ちしています。映画界の踏ん張りは続きますが、少しずつ映画は銀幕に戻ってきます。アートで心の栄養を」と呼び掛けた。

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2020年6月2日のニュース