藤井聡太七段、53日ぶり対局再開へ 2日に棋聖戦決勝トーナメント準決勝

[ 2020年6月2日 05:30 ]

藤井聡太七段
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 緊急事態宣言中に自粛されていた将棋棋士の長距離移動を伴う対局が1日、解禁となった。2日に東京都渋谷区の将棋会館で行われる棋聖戦決勝トーナメント準決勝では、藤井聡太七段(17)が4月10日以来、53日ぶりの公式戦に臨む。

 対戦相手は前名人の佐藤天彦九段(32)。過去の両者の対戦は18年1月14日の朝日杯オープン戦準々決勝の1局だけで、この時は藤井が金星を挙げ、そのまま同棋戦を初制覇した。

 藤井が佐藤を下せば4日の決勝に進出。ここで勝つと8日開幕の棋聖戦5番勝負で渡辺明棋聖(36)=王将・棋王との3冠=への挑戦が決定し、屋敷伸之現九段(48)の持つタイトル戦出場史上最年少記録(17歳10カ月24日)を4日更新する。

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2020年6月2日のニュース