キング・カズ長男　夢は日本代表“俳優”　会見風動画で尾崎豊さんモノマネ披露

芸能事務所「トップコート」に所属した三浦りょう(けものへんに寮のうかんむりなし）太（事務所サイトから）

　J1横浜FCの元日本代表FW三浦知良（53）、タレントの三浦りさ子（52）夫妻の長男、三浦りょう（けものへんに寮のうかんむりなし）太（22）が2日、前日に所属を発表した芸能事務所トップコートの公式ユーチューブ動画でアップされた新人所属会見で、俳優としての意気込みを語った。

　三浦は、同じく所属する藤枝喜輝（17）と動画にリモート出演した。記者会見風のセット、カメラのシャッターの効果音が鳴る“演出”の中で「このたび、6月からトップコートに所属させていただけることになりました、三浦りょう太です。東京都出身、22歳。血液型はA型です」と自己紹介した。

　ワークショップオーディション後に事務所社長と話した際、夢や目標を親身になって聞いてくれたことが、入所を決意するきっかけになったという。「『一人一人をしっかり見てくれるんだ』と感じまして、この事務所でやっていきたいという決断になりました」。動画ではさっそく、「1988年の東京ドームライブでの尾崎豊」をMC付きのモノマネで演じ、一芸を披露した。

　三浦は15歳の時、父カズと同じようにブラジルへ単身サッカー留学したチャレンジ精神の持ち主。父とは違う俳優という道を選び、昨年は木村拓哉が主演したTBS系ドラマ「グランメゾン東京」に、レストランの若きスタッフ役で出演した。

　今後について三浦は「これからオーディションを受けて、まずは自分の作品を自分の手でつかんで、いつかは日本を代表する俳優になりたいと思っています」と決意を口にした。

　トップコートは松坂桃李、菅田将暉、中村倫也、木村佳乃、佐々木希ら多くの人気俳優陣が名を連ねる。