波瑠、ラブホテル経営者の一人娘役 桜木紫乃氏の直木賞作品映画化

[ 2020年6月2日 08:00 ]

映画「ホテルローヤル」に主演する波瑠。ラブホテル経営者の1人娘を演じる
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 女優の波瑠(28)が、作家桜木紫乃氏(55)の直木賞作品を映画化する「ホテルローヤル」(監督武正晴)に主演する。

 原作は13年に刊行され、同年の直木賞を受賞したベストセラー。北海道・釧路湿原に立つラブホテルを舞台に、客の男女や経営者家族らの人間模様を描く。父が釧路でラブホテルを経営していた桜木氏の自伝的小説だ。

 波瑠が演じる主人公は、経営者の一人娘。美大受験に失敗し、家業を手伝うことになった役どころ。製作側が「落ち着いた雰囲気の中に強い意志をたたずませる主人公に合う」として起用した。

 撮影は1年前に行われ、波瑠は客を少し冷めた目線で眺めつつ、仕事に励む女性の心情を繊細に表現した。「悲劇のヒロインにはなりきれないような曖昧さだったり、中途半端にも見えるところが彼女の人間味になればいいなと思って演じました」と振り返った。

 桜木氏は「誰にも心を見せず開かず、無表情を貫き、黙々とラブホテルの掃除をする彼女の姿は、苦しくなるほどリアルでした」と絶賛した。今冬公開。

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