最年少挑戦王手の藤井七段に師匠からエール!昨秋敗北の「経験生きる。当時より強くなっている」

[ 2020年6月2日 20:41 ]

将棋の杉本昌隆八段
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 将棋の杉本昌隆八段(51)が2日、この日指された将棋の棋聖戦決勝トーナメント準決勝で勝ち、4日の決勝で勝てば最年少タイトル挑戦記録を更新する愛弟子・藤井聡太七段(17)に熱いエールを送った。

 藤井の対局は名古屋市内の自宅で中継観戦。本紙の電話取材に応じ、前名人の佐藤天彦九段(32)を相手にした危なげない勝ちっぷりに、「久しぶりの公式戦でもブランクは感じさせなかった」と感心しきりだった。

 決勝であたる永瀬拓矢2冠は藤井が普段から練習対局で腕を磨き合うほぼ唯一の棋士。そのことに触れつつ、「お互いに手の内をよく知り尽くしているので、どんな将棋になるのか」と楽しみでしょうがないようだ。

 一方で、今回と同じく勝てば挑戦者になれた昨年11月の王将戦挑戦者決定リーグ最終戦(終盤の痛恨ミスで敗戦)を持ち出し、「あの経験が生きる。当時よりも強くなっている」と断言。「今の充実ぶりなら永瀬2冠が相手でも互角の勝負ができるはず」と師匠目線で偉業達成を願った。

 新型コロナ禍の影響もあり、3月24日に大阪で一緒にご飯を食べて以降、2カ月以上も会っておらず、以降は電話連絡のみ。約10日前に話した際も内容はほぼ将棋に関することだけだったというが、その口ぶりから「自宅にいながら、いつも以上に精進していたはず」と推察する。

 竜王戦3組ランキング戦決勝では2度目の師弟対決(日程未定)を控えている。最後は「大きい勝負が続くけど竜王戦以外は頑張って、と激励しておきました」と冗談っぽく話して笑わせた。

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