ロッテ・朗希 左打者への“進化したスライダー”でオリ斬り 佐藤都との新コンビで快投

[ 2023年4月14日 22:29 ]

パ・リーグ   ロッテ2-0オリックス ( 2023年4月14日    ZOZOマリン )

<ロ・オ>満員のスタンドをバックに投げる佐々木朗(撮影・篠原 岳夫)
Photo By スポニチ

 ロッテ・佐々木朗希投手(21)が14日のオリックス戦(ZOZOマリン)に先発。7回1安打無失点、11奪三振でオリックスの“絶対エース”山本由伸との投げ合いを制し、今季2勝目を手にした。

 女房役として今季初めて佐々木朗をリードした佐藤都は試合後「朗希は全てが良い球なので、入り方とかに偏りだけはないよう話しながらやっていた。直球、フォークはもちろん良いが、スライダーという球を1球見せるだけでバッターも迷うだろうし、そこも話し合いながら今回は左打者にもスライダーを見せることができた」とこの日の投球を振り返った。

 スライダーの昨年との違いについて佐藤都は「曲がりがちょっと大きくなった。投げ分けをしていると思うが、カウントを取る時と決めに行く時のスライダーが全然違うものだった。決め球にもカウント球にも使える」と印象を語った。また、ベンチ内で佐々木朗が自ら佐藤都に話しかけに行った場面について「去年に比べると多くなった。自分が話しかけに行く前に来てくれたりして、話しやすくなった」と21歳の進化を明かした。

続きを表示

2023年4月14日のニュース