阪神・湯浅、3者連続三振でセ単独トップの5セーブ目!クイックや「ダルフォーク」解禁で充実の14球

[ 2023年4月14日 07:20 ]

セ・リーグ   阪神4-1巨人 ( 2023年4月13日    東京D )

試合に勝利し、タッチを交わす湯浅(左)と梅野(撮影・岸 良祐)
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 阪神の湯浅が3者連続奪三振の快投で、リーグ単独トップに浮上する5セーブ目を挙げた。

 「数字は付いてくるものなので、自分の中ではあまり気にせず。チームを負けさせない投球ができればなと」

 今季ベストの内容に結果も伴った。「足上げて投げると、最近全然タイミングが合ってなくて、先頭を出すことが多かった」と無走者でもクイック投法。ブリンソン、坂本をフォークで仕留め、長野の初球には「“ダルフォーク”を解禁した」と侍ジャパンでダルビッシュ(パドレス)から教わった146キロの高速フォークで空振りを奪った。

 直後に左足を上げるモーションも交え、最後もフォークで3度目の空振り。「めちゃくちゃ試せた」と充実の14球で開幕から7戦零封へ伸ばし、昨季から年またぎで35試合連続無失点とした。(阪井 日向)

 【データ】湯浅(神)が3点リードの9回を3者連続奪三振で5セーブ目。今季は登板7試合すべて無失点。昨季7月2日の中日戦から28試合連続無失点でシーズンを終えており、これで35試合連続。あくまでシーズンまたぎの参考記録だが、単年のセ・リーグ記録、06年藤川球児(神)の38試合に迫る好調ぶりだ。なお過去主なセ投手の年またぎの記録には97、98年の佐々木主浩(横浜)36試合(12+24)、15、16の田島(中)35試合(4+31)、11、12年の山口鉄也(巨)34試合(10+24)などがある。

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2023年4月14日のニュース