【対談】落合氏が中日監督時代に門限を撤廃した理由 田淵氏「トラブルなかった?」

[ 2023年4月14日 17:15 ]

対談を行った落合博満氏(左)と田淵幸一氏
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 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(69)が14日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。YouTube開設1年がたち、新企画として対談企画「博満の部屋」をスタートした。その記念すべき第1回目は強打の捕手として鳴らした田淵幸一氏(76)を招いて対談が行われた。

 7歳違いという2人の対談は、打撃理論から始まり、話題は多岐に及んだ。話題は現役時代につかえた監督の話に。2人とも7人の監督の下でプレーしたが、田淵氏が「歴代の監督で成功してるのはね、アメとムチって言うけど、やっぱりムチがね、6分、7分だよ。だから俺(の中で)、名監督の中に、川上(哲治)さん、星野(仙一)、落合が入るんだよ。あんたキツかったねえ」と話を向けた。

 落合氏は「練習だけね。練習はキツかったと思う。あと他は何も言っていない。門限もなかったしね。オレが監督になった時、もう代々、縛りがキツい時代。シーズン中でもキャンプでも門限あり、そんなものいらないだろっていうんで全部なしにした」と話した。

 田淵氏が「トラブルなかった?」と聞くと「トラブルはなかった。トラブルがあったらお前、自分で責任とってユニホーム脱げっていうことは前もって言ってあるから」と落合氏。門限撤廃の理由として「一番問題が起きるのは、門限があって、門限ギリギリの時間帯って一番、ものごとが起きるというのがあるので。次の日の練習までにちゃんとグラウンドに出てくればいいよっていうようなことでね」と話した。

 田淵氏が「そういう監督あまり聞いたことがない」と話すと「おそらく門限なしにしたのは俺だけだと思う」と答えていた。

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