無念オリックス 朗希打てず…6回1失点の由伸を敗戦投手に 連勝記録ことごとくストップ

[ 2023年4月14日 20:52 ]

パ・リーグ   オリックス0-2ロッテ ( 2023年4月14日    ZOZOマリン )

<ロ・オ>マウンドの山本と佐々木朗(撮影・長久保 豊)
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 オリックス・山本由伸投手(24)とロッテ・佐々木朗希投手(21)の初の投げ合いとして注目が集まったロッテ―オリックス戦が14日に行われ、オリックスは0-2で敗れた。

 プロ野球史上初となる「2年連続投手4冠」の山本と、最速165キロを誇る「令和の怪物」佐々木朗の「世紀の投げ合い」第1ラウンドは白熱の展開となった。4回に茶谷に先制適時打を浴びて、先手を許した山本だったが、6回まで1失点に抑える101球の熱投。ただ、味方打線の反撃を待ったものの、佐々木朗を打ち崩せなかった。

 打線は5回まで1人の走者も出せない完全試合ペース。6回に四球と若月のチーム初安打で1死二、三塁の逆転機を演出するが、茶野、ゴンザレスが凡退。結局、佐々木朗には7回1安打無失点と牛耳られ、益田、沢村のリリーフ陣からも得点を奪えず、悔しい零敗を喫した。

 山本は昨季ロッテ戦は6戦5勝負けなし。ZOZOマリンでは3戦3勝だった。また、昨年7月23日のソフトバンク戦からレギュラーシーズンは7連勝中だったが、記録はストップした。

 両投手はWBCで侍ジャパンの先発の柱として14年ぶりの世界一に貢献。準決勝のメキシコ戦では、佐々木朗が先発して4回3失点、2番手で後を継いだ山本が3回1/3で2失点も、サヨナラ勝利につなげた。

 ▼オリックス・山本「先制点を許してしまったところが悔しいですし、何とか最少失点で粘り強く投げていこうと思っていましたが、球数が多くなってしまったことは反省しなければいけません」

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2023年4月14日のニュース