巨人 最下位の中日とゲーム差なし5位 12安打でわずか1得点…3カード連続負け越し

[ 2023年4月14日 05:20 ]

セ・リーグ   巨人1-4阪神 ( 2023年4月13日    東京D )

<巨・神>9回、原監督(左)は渋い表情(撮影・岸 良祐)
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 3点を追う最終回だけ、3者凡退で試合が終わった。巨人は3カード連続で負け越し、最下位・中日とはゲーム差なしの5位。原監督は「ヒットが出ることはいいこと。なかなかここ一本というところ。つながりですね。12本で1点というのは、なかなかあることじゃない」と悔しさをにじませた。

 打線は先発野手全員安打となる12安打を放ちながら、2回の門脇の右前適時打による1点止まり。5度、先頭打者が出塁しながら、3併殺でチャンスをつぶした。12試合で10通りのオーダーを組むなど、打順の並びを試行錯誤しているが、計9併殺打は中日と並ぶリーグワースト。大久保打撃チーフコーチは「点を取らせてあげられなかったのは打撃コーチの責任」とした。

 14日からは敵地での中日3連戦。初戦で敗れれば、18年6月9日以来の最下位転落の危機だ。原監督は「まだまだ始まったばかり。そろそろ、なじんでくると思う」と前を向いた。(川島 毅洋)

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2023年4月14日のニュース