阪神・村上　改めて納得の7回完全での降板「点差も点差でしたし、リリーフ陣も盤石なんで」

練習を終え青柳と引き上げる村上（左）（撮影・後藤　正志）
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　阪神・村上は7回完全の快投から一夜明けた13日、早朝に帰阪して鳴尾浜の球団施設で投手練習に参加した。評論家やファンの意見も賛否分かれた交代劇。「点差も点差でしたし、リリーフ陣も盤石なんで任せた方が勝てると思っていた。交代については何もない」と納得済みを強調した。

　自主トレで師事した青柳からは祝福され、「しっかり投げ切れたのは自信になるし、継続して長いイニングを投げられるようにやっていきたい」と次回登板へ切り替えた。岡田監督の「チームの中では（村上に）勝ち星ついている」の言葉も「チームが勝ったからこそ、そう言ってもらえる」と喜んだ。可能性があった登板翌日の登録外はなく、来週の広島戦での先発マウンドも決定的になった。　（鈴木　光）


《師匠の青柳は「うれしかった」》
　オフの自主トレで指南した村上の快投を「堂々としていて、本当にうれしかった」と喜び、「僕なら“投げさせてください”と言うと思う」と笑って本音を明かした。大きな刺激にもなった様子で「自分の立場もあるので、負けないように頑張らないといけない」と決意も新たにした。きょう14日は3月31日の開幕戦で5回2/31失点で勝利投手になったDeNAとの再戦。「球場も変わる。ハマスタは点も入りやすいので、最少失点でまとめたい」と2勝目を目指して油断はない。