ロッテ・佐々木朗希は山本由伸との“侍対決”制し2勝目 今季13イニングで被安打2本、防御率0・00

[ 2023年4月14日 20:52 ]

パ・リーグ   ロッテ2-0オリックス ( 2023年4月14日    ZOZOマリン )

<ロ・オ>6回、ゴンザレスを打ち取り雄叫びを上げる佐々木朗(撮影・西尾 大助)
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 ロッテ・佐々木朗希投手(21)が14日のオリックス戦(ZOZOマリン)に先発。7回1安打無失点、11奪三振でオリックスの“絶対エース”山本由伸との投げ合いを制し、今季2勝目を手にした。

 初回から3者連続三振と抜群の立ち上がりを見せると、3回1死からはイニングをまたいで5者連続三振。最速163キロの直球と鋭く落ちるフォークに加え、切れ味抜群のスライダーという新たな武器を交え4回までに10三振を奪った。5回まで走者1人も出さないパーフェクト投球で昨年4月10日のオリックス戦(ZOZOマリン)での完全試合に続く快挙の予感を漂わせた。

 だが、6回に先頭・西野に四球を与え初めての走者を許し、完全試合はなくなると、続く若月には中前打を浴び、ノーヒットノーランもならず。さらに太田の犠打で1死二、三塁とピンチを拡大したが、茶野を空振り三振に仕留めると、ゴンザレスは右邪飛に打ち取り、無失点。7回も先頭・森を四球で歩かせたが後続を断ち、スコアボードに0を並べ続け、リードを持って救援陣に後を託した。

 打線も4回に茶谷の適時打で先制すると、7回に藤岡が相手2番手・山崎颯から中前適時打を放ち先発右腕を援護。救援陣もリードを守り切り、佐々木朗希は2勝目を挙げた。

 佐々木朗希は今季初登板となった前回6日の日本ハム戦も6回無失点。ここまで計13イニングで被安打はわずか2本、無失点、防御率0・00と無双を続けている。

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