オリ・由伸 朗希より先に6回1失点で降板 101球熱投報われず、勝利投手の権利なし

[ 2023年4月14日 20:02 ]

パ・リーグ   オリックス―ロッテ ( 2023年4月14日    ZOZOマリン )

<ロ・オ>オリックス先発の山本(撮影・篠原岳夫)
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 オリックス・山本由伸投手(24)とロッテ・佐々木朗希投手(21)の初の投げ合いとして注目が集まるロッテ―オリックス戦が14日に行われた。

 山本はプロ野球史上初の「2年連続投手4冠」に輝き、「NPB現役最強投手」に君臨。最速165キロを誇る「令和の怪物」佐々木朗と「世紀の投げ合い」第1ラウンドとなった一戦で、山本は6回1失点で降板した。

 3回まで2安打無失点に抑えていたが、4回、2死一、三塁から茶谷に三遊間を破る左前適時打で先制を許した。その後の一、三塁はしのいだものの、佐々木朗が4回までに10奪三振という快投を演じる中、主導権を渡してしまった。

 結局、5、6回と無失点で抑えたものの、味方打線の援護はなし。6回で101球を投じ、5安打1失点。結果としては見事なものだが、佐々木朗よりも先に降板する悔しい結果となった。

 山本は昨季ロッテ戦は6戦5勝負けなし。ZOZOマリンでは3戦3勝だった。また、昨年7月23日のソフトバンク戦からレギュラーシーズンは7連勝中だった。

 両投手はWBCで侍ジャパンの先発の柱として14年ぶりの世界一に貢献。準決勝のメキシコ戦では、佐々木朗が先発して4回3失点、2番手で後を継いだ山本が3回1/3で2失点も、サヨナラ勝利につなげた。

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2023年4月14日のニュース