楽天・鈴木大と岡島が1軍に初合流　5連敗と苦しむチームの起爆剤として期待

楽天・鈴木大地
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　楽天の鈴木大地内野手（33）と岡島豪郎外野手（33）が14日、今季初めて1軍に合流した。ともに開幕から2軍で調整を続け、鈴木大はイースタン・リーグで11試合で打率・250、3打点、出塁率・475、岡島は15試合で打率・333、2本塁打、9打点という成績だった。

　チームは開幕から極度の打撃不振に苦しんでいる。13日時点で、チーム打率（・182）と総得点（17点）はともにリーグワースト。今季初めて5連敗を喫した12日のオリックス戦後、石井監督は「今は前に飛ばしてことを起こすことができていない。キャリアがある選手も含めて、変えていくことも考えないといけない」と1、2軍の間で選手の入れ替えを示唆していた。

　13日には打率・107、0本塁打、0打点と打撃不振に陥っていた阿部寿樹内野手（33）と、初の開幕1軍に抜擢されながら打率・167だった黒川史陽内野手（21）の出場選手登録を抹消していた。

　鈴木大と岡島にはチームの悪い流れを変える起爆剤として期待は大きい。さらに、2人ともプレー以外でもチームを盛り上げられるリーダーシップがあり、ムードメーカーとして苦境を打開するキーマンになりそうだ。