WBCチェコ代表・エスカラ チェコ市民権を獲得 死球与えた佐々木朗がロッテお菓子持参「お詫び」で話題

[ 2023年4月14日 16:49 ]

チェコ野球協会公式インスタグラム(@baseballczech)

 チェコ野球協会は14日、公式インスタグラムを更新。第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場した同国代表のウィリー・エスカラ内野手(24)がチェコ市民権を得たと発表した。

 「エスカラ選手がチェコ市民権を獲得しました。また、ワールド・ベースボール・クラシックにおいてのチェコスポーツへの貢献と栄誉を称えられました。ようこそ」と添え、パスポートを手にして笑顔を見せるエスカラの画像をアップした。エスカラは米国生まれで、現在はチェコ野球リーグでプレーしている。

 チェコは1次ラウンドで日本と対戦。野球選手とは別の本業を持ちながら国際大会出場を果たし、清々しいプレースタイルで注目を集めた。また、日本戦では佐々木朗(ロッテ)がエスカラに162キロの直球で死球を与えたことを後日、謝罪に出向いたことも大きな話題に。佐々木朗はチェコ代表の宿舎を訪問し、袋いっぱいのお菓子を渡した上、エスカラにサインボールを手渡して記念撮影にも応じた。

 ナイン、首脳陣は大感激で、チェコ代表のハジム監督は「彼はジェントルマンでスーパースター。野球は戦争やビジネスではなく、紳士のスポーツだと思い出させてもらった。日本のおもてなしにも感謝したい」と感銘を受けていた。

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