由伸&朗希の奪三振ショー 惜しかった!1試合の最多三振記録更新ならず 両投手降板後に“激減”

[ 2023年4月14日 20:57 ]

パ・リーグ   オリックス0-2ロッテ ( 2023年4月14日    ZOZOマリン )

<ロ・オ>4回、茶谷の先制打にガッツポーズする佐々木朗(撮影・長久保 豊)
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 オリックス・山本由伸投手(24)とロッテ・佐々木朗希投手(21)の初の投げ合いとして注目が集まったロッテ―オリックス戦が14日に行われた。山本はプロ野球史上初の「2年連続投手4冠」に輝き「NPB現役最強投手」に君臨。最速165キロを誇る「令和の怪物」佐々木朗と「世紀の投げ合い」第1ラウンドとなった一戦は、稀にみる奪三振ショーとなった。

 初回から2回にかけて、佐々木朗が4者連続三振で好発進すると、5回までに10奪三振。一方の山本も4回に1失点はするが、要所を締めて、5回までに9三振を奪った。

 結局、山本は6回1失点で降板し、9奪三振。一方の佐々木朗は7回まで投げ、無失点で11奪三振。2人で20奪三振となった。

 その後、オリックスは山崎颯、比嘉、本田とつなぎ、合計12奪三振。一方のロッテは益田、沢村とつなぎ合計12奪三振。両軍合わせて24奪三振となった。山本、佐々木朗降板後にペースが下がり、1試合の最多三振記録とはならなかった。

 両軍合わせた1試合の最多三振記録(9回まで)は29。95年に野田(オリックス)が達成した日本新記録の19奪三振をマークした試合は、延長戦に突入し、最終的にロッテ20、オリックス10の合計30で参考記録となった。

【1試合の両軍最多三振記録】
95年4月21日のロッテ19、オリックス10。
02年9月25日の横浜15、広島14。
06年6月18日の中日19、ソフトバンク10。

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