ロッテ・佐々木朗希 山本由伸は「日本一の投手」再度の対決は「今はちょっと、投げていっぱいいっぱい」

[ 2023年4月14日 21:57 ]

パ・リーグ   ロッテ2-0オリックス ( 2023年4月14日    ZOZOマリン )

<ロ・オ>お立ち台で笑顔の佐々木朗(撮影・長久保 豊)
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 ロッテ・佐々木朗希投手(21)が14日のオリックス戦(ZOZOマリン)に先発。7回1安打無失点、11奪三振と圧巻の投球でオリックス・山本由伸との“侍対決”を制し、今季2勝目を手にした。

 試合後、取材に応じた佐々木朗は山本との投げ合いを「WBCも一緒に戦ってすごく優しい先輩なので、こうやって投げ合う機会があってすごく嬉しい」と振り返り「今日の試合は本当に1点取られたら勝てなくなると思ったので、どうにかそれが結果に結びついて良かったなと思います」と白星を喜んだ。

 プロ野球史上初となる「2年連続投手4冠」の山本について「日本一の投手だと思っている」とし「先制点を与えて相手に1点あったら厳しいかなと思ったので」と1点もやらない覚悟でマウンドに上がったと語った。

 5回までは走者1人も出さないパーフェクト投球で相手打線を圧倒。ただ、1-0の6回は先頭・西野に四球を与えると、続く若月には中前打を許しピンチを迎えた。太田の犠打で1死二、三塁とされたものの茶野を空振り三振。ゴンザレスを右邪飛。7回も先頭・森を四球で歩かせたが続く杉本を遊ゴロ併殺に仕留めるなど、最後まで本塁を踏ませず「体力的には苦しい中で上手くゲッツーを取って投げ切れたので良かった」とうなずいた。

 この日は7回105球での降板となったが「今年はオープン戦でそんなに投げてないので段階を踏めてなかったので徐々に上げていきたいですし、体力的にもWBCがあったので短いイニングが多かったので、そこらへんはこれから投げていってと思います」とスタミナ面、球威もまだまだ伸びると口にした。

 山本と再度、投げ合いたいか尋ねられると「そうですね…今はちょっと、投げていっぱいいっぱいなので、また、はい」と控えめに笑うにとどめた佐々木朗。前回登板後に自ら“佐々木コール”から“朗希コール”に変更した声援もばっちり耳にしたといい「しっくりきました」と笑みを浮かべた。

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2023年4月14日のニュース