頭部に送球を受けたバノーバー塁審は依然として入院したまま 12日の試合でアクシデント

[ 2023年4月14日 10:57 ]

頭部にボールが当たったあとガーディアンズのトレーナーにチェックを受けるバノーバー塁審(AP)
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 12日にオハイオ州クリーブランドで行われたガーディアンズ対ヤンキースの一戦で、野手の送球を頭部に受けたラリー・バノーバー塁審(67)は13日になっても依然としてクリーブランド市内の病院に入院したままの状態。検査や治療などは受けているが、現時点での容態は明らかにされていない。

 同塁審が頭部に送球を受けたのは5回表。ヤンキースのカイル・ヒガシオカ(32)の打球は中堅越えの一打となり、中継に入ったガーディアンズのアンドレス・ヒメネス二塁手(24)は外野の芝生部分から本塁に向かって送球した。しかしボールは二塁ベースとマウンドの間に立っていた同塁審の頭部を直撃。バノーバー塁審はこのあと立ち上がってガーディアンズのトレーナーのチェックを受けたが、その後市内の病院に直行し、そのまま入院していた。

 なお現場に復帰するには、大リーグのドクターによる診断が別途必要になる。
 

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2023年4月14日のニュース