広島 “うれし涙雨”で新井監督初勝利!6回降雨コールドで決着「ホッとしています」

[ 2023年4月6日 20:14 ]

セ・リーグ   広島3-0阪神 ( 2023年4月6日    マツダ )

4回無死一塁、デビッドソンは2点本塁打を放つ(撮影・平嶋 理子)
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 広島が、6日の阪神戦に勝利し、開幕から5試合目で待望の今季初勝利を挙げた。

 打線は7番に遊撃・田中を起用し、二塁・菊池と“タナキク”コンビ復活で臨んだ一戦。初回に、先制点をもたらした。1死から菊池の二塁打に続き、打撃好調の秋山が適時打を放って先制すると、4回にはデビッドソンの今季2号2ランで追加点を挙げた。

 前日からのスライド登板となった先発・遠藤は、断続的に小雨の降りしきるマウンドで奮闘。5回まで毎回、走者を背負いながらも3安打無失点に切り抜けた。

 すると6回、先頭の佐藤輝の打席で雨脚が強まり、試合は中断。そのままコールドゲームとなり、3-0で広島の勝利となった。

 試合後は強い雨脚の中、広島ナインがグラウンドに整列して、スタンドのファンにあいさつした。また、この1勝でマツダスタジアムでの500勝となった。

 新井監督は試合後、インタビューで「うれしいです」と第一声で語り、ファンに勝利の報告をしたことに「たくさん雨が降っている中で、ずっと応援してくれていたので、良い勝ちをプレゼントできて、ホッとしています」と笑みを漏らした。

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