Rソックス・吉田正尚 メジャー1号から一転…12打席連続無安打 守備では不運の初失策

[ 2023年4月6日 05:07 ]

インターリーグ   レッドソックス1-4パイレーツ ( 2023年4月4日    ボストン )

<レッドソックス・パイレーツ>6回の守備で目測を誤って捕球ができずに二塁打としてしまった吉田(AP)
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 レッドソックスの吉田正尚外野手(29)が5日(日本時間6日)、本拠地・フェンウェイパークでのパイレーツ戦に「4番・左翼」で先発出場も、攻守で精彩を欠いた。試合は1―4で敗れて3連敗となった。

 初回2死一塁で迎えた第1打席はパイレーツ先発・ケラーがフルカウントから投じたカットボールが甘く入ったものの空振り三振。1点を先制された直後の4回1死からの第2打席は内角高めのカットボールに詰まらされて二ゴロ。7回1死の第3打席はチェンジアップを捉えきれず一ゴロ。9回無死一塁の第4打席は二併殺打で快音はなかった。

 4打数無安打で2試合連続無安打。3日(日本時間4日)の同カード初戦の第1打席だったメジャー16打席目で初本塁打を放って以降、12打席連続無安打で打率は・200となった。

 守備では痛恨の“ミス”があった。0-1の6回、先頭のレイノルズが左翼後方へのライナー性の当たりを放った。これに吉田は背走しながら追いかけた。だが、左打者の打球でスライスもかかっていたため、目測を誤った。懸命にグラブを伸ばしたが捕球できず二塁打となり、2失点目につながってしまった。

 さらに7回には不運のメジャー初失策となった。7回無死一、三塁からレイノルズが左犠飛。捕球した吉田が中継のデバースに送球。しかし、この送球をデバースが見送り、ボールが本塁カバーに入った投手のところまで到達。この間に一塁走者が、がら空きになった三塁に進塁したため、吉田に失策がついた。

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