圧巻!ロッテ・佐々木朗希は今季初登板で6回1安打無失点 毎回の11奪三振で最速は164キロ

[ 2023年4月6日 15:34 ]

パ・リーグ   ロッテ-日本ハム ( 2023年4月6日    ZOZOマリン )

<ロ・日>初回、帽子を飛ばしながら投げる佐々木朗(撮影・篠原岳夫)
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 ロッテ・佐々木朗希投手(21)が6日、日本ハム戦(ZOZOマリン)で今季初登板初先発し6回1安打無失点、11奪三振と圧巻の投球内容だった。

 WBCで侍ジャパンの世界一奪回に貢献した165キロ右腕にとって、23年シーズンの初マウンド。初回、先頭・五十幡への第一球、160キロを計測するとスタンドからはどよめきと歓声が起きた。続く万波の5球目にはこの日最速となる164キロをマークすると、ふたたびどよめきが。万波には中前打を許したものの後続を断った。

 直球とフォークのコンビネーションが冴え、4回2死からイニングをまたいで6回1死まで5者連続三振を奪うなど、三振は毎回の11を奪い、終わってみれば許した安打はわずか1本、無四球と無双した。

 WBCでは大会中、ダルビッシュや大谷からスライダーの投げ方や握りなどを学んだ佐々木朗。昨季の配球は直球とフォークが中心でスライダーは全体の5%。曲がりやすいとされるWBC使用球の特徴を生かすべく練習を重ねた。再びNPB球への対応が求められる状況となったものの5回1死ではマルティネスに1ストライクから外角へスライダーを投じ、空振りを奪う場面も。最速165キロ右腕に新たな武器が加わり、今季さらなる飛躍を感じさせる登板となった。

 ▼佐々木朗 先制点を早めに取ってもらい、自分もしっかりと無失点で6回まで投げられて良かったです。

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