強風もなんの!今季初登板で6回1安打無失点11Kのロッテ・佐々木朗希「6回まで投げられて良かった」

[ 2023年4月6日 16:01 ]

パ・リーグ   ロッテ-日本ハム ( 2023年4月6日    ZOZOマリン )

<ロ・日>2回、マウンドで帽子を飛ばす佐々木朗(撮影・篠原岳夫)
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 ロッテ・佐々木朗希投手(21)が6日、日本ハム戦(ZOZOマリン)で今季初登板初先発し6回1安打無失点、11奪三振と圧巻の投球内容だった。

 WBCで侍ジャパンの世界一奪回に貢献した165キロ右腕にとって、23年シーズンの初マウンド。初回、先頭・五十幡への第一球、160キロを計測するとスタンドからはどよめきと歓声が起きた。続く万波の5球目にはこの日最速となる164キロをマークすると、ふたたびどよめきが。万波には中前打を許したものの後続を断った。

 直球とフォークのコンビネーションがさえ、4回2死からイニングをまたいで6回1死まで5者連続三振を奪うなど、三振は毎回の11を奪い、終わってみれば許した安打はわずか1本、無四球と無双。降板後は球団を通じ「先制点を早めに取ってもらい、自分もしっかりと無失点で6回まで投げられて良かったです」とコメントした。

 この日は常時風速10メートル以上の強風が吹き荒れ、風で帽子が飛ばされる場面も。それでも強風をも味方に付け、ほぼ完璧すぎる投球を見せた。

 昨年4月10日のオリックス戦で完全試合を達成してから1年。「令和の怪物」のさらなる進化が見られる1年となりそうだ。

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