U18日本代表候補合宿 享栄・東松が剛球連発 日本ハム・稲葉GM「ズドーン系の直球。いい投手」

[ 2023年4月6日 06:00 ]

U18代表強化合宿紅白戦   紅組7―1白組 ( 2023年4月5日 )

U18日本代表候補選手強化合宿で力投する享栄・東松(撮影・岸 良祐)
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 今秋開催が見込まれるU18ワールドカップに向けた野球日本代表候補の強化合宿2日目が奈良県内で行われ、紅白戦に先発した最速152キロ左腕の享栄・東松快征(3年)が剛球連発で存在感を示した。紅白戦は同日中に2度行われ、登板した12投手のうち最速となる149キロを計測。3イニング目に3連打を許したものの、3回3安打1失点の力投に「強い直球をスカウトの方や馬淵監督にアピールできたと思います」と胸を張った。

 捕手の報徳学園・堀柊那(同)が「大砲みたい。怖かった」と証言したように、先発として投げ合った大阪桐蔭・前田悠伍(同)らを上回るような球威を見せた。NPB12球団41人のスカウトが視察しており、日本ハム・稲葉篤紀GMは「ズドーン系の直球。いい投手」と高評価。「ドラフト1位で競合指名されることが目標です」と決意を新たにした。

 ◇東松 快征(とうまつ・かいせい)2005年(平17)4月29日生まれ、愛知県東海市出身の17歳。加木屋小1年から加木屋クラブで野球を始め、加木屋中では東海中央ボーイズに所属。享栄では1年秋からベンチ入りし、2年夏から背番号1。50メートル走6秒1、遠投120メートル。1メートル78、92キロ。左投げ左打ち。

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