ルース使用のバットがオークションで約2億4229万円で売却、写真証明で価値が4倍以上に

[ 2023年4月6日 10:52 ]

 1920年から21年にベーブ・ルースが使用したバットがオークションで185万ドル(約2億4229万円)で売却された。スポーツ専門局「ESPN」の電子版が報じた。野球のバットの値段としては史上最高値になる。これまでの最高はやはりルースのバットで去年8月に売れた168万ドルだった。

 今回最高値が付いたのは、1921年当時、ヤンキースが本拠地として使用したポログラウンドでルースがバットを振っている写真があり、専門家の鑑定で写真のバットと同じものであると認定されたから。2018年2月にこのバットが売れた時は40万800ドルだったのに、4倍以上の値段が付いた。野球のメモラビリア(お宝品)の世界では、ルースは王様。2019年の夏、着ていたユニフォームが564万ドルで売れたが、これは野球関連のメモラビリアでは最高値。ルースのグラブも去年11月に153万ドルで販売された。

 今回のバットは高額なだけでなく、極めて重い。現在、メジャーで使用されるバットは平均で32オンス(907・2グラム)くらいだが、ルースのバットは44・6オンスで、1キロを超え、1264・4グラムの重さになっている。

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2023年4月6日のニュース