初勝利の広島・新井監督 遠藤の“粘投”を評価「スライドで難しかったと思うが、粘り強く投げてくれた」

[ 2023年4月6日 20:44 ]

セ・リーグ   広島3-0阪神 ( 2023年4月6日    マツダ )

監督初勝利を挙げ、デビッドソン(左)らナインに「ありがとう!」と笑顔を見せる新井監督(撮影・北條 貴史)
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 広島が、6日の阪神戦に勝利し、開幕から5試合目で今季初勝利を挙げた。5回までに3-0とリードして迎えた6回表。阪神の攻撃中に雨脚が強まり、中断後にそのままコールド勝ち。新井貴浩監督は待望の初勝利となった。

 打線は7番に遊撃・田中を起用し、二塁・菊池と“タナキク”コンビ復活で臨んだ一戦。初回に、秋山が先制適時打を放ち、4回には新外国人のデビッドソンの今季2号2ランで追加点。理想的な展開で試合を進め、投げては、前日からのスライド登板となった先発・遠藤が、断続的に小雨の降りしきるマウンドで奮闘。5回まで3安打無失点に切り抜けて、白星を手繰り寄せた。

 先発の遠藤に対して、新井監督は「粘りましたね。彼自身もきょうが開幕ですし、悪いコンディションの中で粘り強く投げてくれた。ナイスピッチングでした」と称えた。本来ならば前日に登板する予定だったが、雨天中止により、この日にスライド登板。「投手陣、みんなに期待していますが、その中でも彼に対する期待というのは大きいものがありますし、今季初登板がスライドで難しかったと思いますが、粘り強く投げてくれて、素晴らしかった」と評価していた。

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2023年4月6日のニュース