ロッテ・佐々木朗希は6回1安打無失点で初登板初勝利 チームも開幕3連敗からの3連勝で借金完済

[ 2023年4月6日 16:44 ]

パ・リーグ   ロッテ6-1日本ハム ( 2023年4月6日    ZOZOマリン )

<ロ・日>佐々木朗は6回を11奪三振、被安打1、無失点(撮影・長久保 豊)
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 ロッテ・佐々木朗希投手(21)が6日、日本ハム戦(ZOZOマリン)で今季初登板初先発し6回1安打無失点、11奪三振と圧巻の投球内容。チームも日本ハムに勝利し、初白星を挙げた。

 WBCで侍ジャパンの世界一奪回に貢献した右腕にとって、23年シーズンの初マウンド。初回、先頭・五十幡への第一球、160キロを計測するとスタンドからはどよめきと歓声が起きた。続く万波の5球目にはこの日最速となる164キロをマークすると、ふたたびどよめきが。万波には中前打を許したものの後続を断った。

 直球とフォークのコンビネーションが冴え、4回2死からイニングをまたいで6回1死まで5者連続三振を奪うなど、三振は毎回の11を奪い、終わってみれば許した安打はわずか1本、無四球と無双し、降板後は「先制点を早めに取ってもらい、自分もしっかりと無失点で6回まで投げられて良かったです」とコメントした。

 打線も先発右腕を鼓舞するように初回1死二塁から中村の適時二塁打で先制。4回も敵失を絡めて加点すると、2-1と1点差に迫られた直後の7回は2死二塁から藤原が左越え適時二塁打。リードを広げる一打に佐々木朗もベンチから身を乗り出すように拳を突き上げ、喜んだ。8回にも山口の犠飛などで3点を加え、突き放した。

 救援陣がリードを守り切り、佐々木朗希は初登板初勝利。チームも開幕3連敗からの3連勝で借金を完済した。

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