阪神・湯浅 秘密兵器導入! メジャー流ケア道具駆使して1年間フル回転期す

[ 2023年4月6日 05:15 ]

キャッチボール前にユニホームの下に器具を装着する湯浅(撮影・北條 貴史)
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 守護神フル回転へ、“秘密兵器”の導入だ。阪神・湯浅は今月2日から肘と肩の故障から守る「キネティック・アーム」を装着して、練習を行っていることを明かした。

 「着けることによって、腕とかすごく上がりやすくなりますし、肩肘の負担も減るので。いい感覚が出たので着けています」

 大リーグではドジャースの若きエース、ビューラーが使用しており、日本でもDeNA・今永やヤクルト・奥川などが愛用。湯浅はWBC後、聖光学院時代の同級生の紹介で「レジースミスベースボールジャパン」から提供を受けて試用。「着けた時の感覚がめっちゃよかった。自分のフォームとも結構合っている」と、継続を即断した。

 「どんどん新しいものを取り入れて、合うものを選んだ方が自分にとっても良い。これからもずっと自分に合うものを探し追い求めていけばいいかなと」

 湯浅は「キネティック・アーム」の他にも、振動させることでインナーマッスルを刺激し、大谷翔平やバウアー(DeNA)なども使用している「ショルダーチューブ」も自費で購入。過去の故障からケアには人一倍気を使う右腕は、WBCでの他球団選手との戦いを経て「みんな人それぞれ、自分に合うものをやっていて、自分もいろいろ聞いて取り入れたものもある。去年よりそういう意識は高くなっている」とうなずいた。1年通じて9回のマウンドに立ち続けるべく、日々の調整から万全なコンディションづくりに余念がない。(阪井 日向)

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2023年4月6日のニュース