広島 今季初勝利に広輔&会沢が貢献 新井監督も“感謝”「ベテランの経験、力を借りました」

[ 2023年4月6日 20:52 ]

セ・リーグ   広島3-0阪神 ( 2023年4月6日    マツダ )

監督初勝利を挙げ、デビッドソン(左)らナインに「ありがとう!」と笑顔を見せる新井監督(撮影・北條 貴史)
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 広島が、6日の阪神戦に勝利し、開幕から5試合目で今季初勝利を挙げた。5回までに3-0とリードして迎えた6回表。阪神の攻撃中に雨脚が強まり、中断後にそのままコールド勝ち。新井貴浩監督は待望の初勝利となった。

 打線は7番に遊撃・田中を起用し、二塁・菊池と“タナキク”コンビ復活で臨んだ一戦。初回に、秋山が先制適時打を放ち、4回には新外国人のデビッドソンの今季2号2ランで追加点。理想的な展開で試合を進め、投げては、前日からのスライド登板となった先発・遠藤が、断続的に小雨の降りしきるマウンドで奮闘。5回まで3安打無失点に切り抜けて、白星を手繰り寄せた。

 この日は田中に加え、捕手には会沢を抜てき。2人の力も大きかった。新井監督は「(田中)広輔に関しては、ずっとキャンプ、オープン戦ともに状態が良かったので、どこかのタイミングでと考えていましたし、彼も1打席目でしっかりと捉えた中で進塁打を打ってくれた。この勝利に貢献してくれました」と、無安打ながらも白星に貢献した内容を明言。さらに会沢については「会沢はなかなか思うように良い流れが来ない中で、彼のベテランの経験、力というものをきょうは借りました」とキッパリ。開幕から4連敗の悪い流れを吹き飛ばしてくれたことを感謝していた。

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