大谷翔平　自ら救う技あり適時打　史上初投打でピッチクロック違反も…今季2度目、二刀流先発

ア・リーグ   エンゼルスーマリナーズ （ 2023年4月5日    シアトル ）

＜マリナーズ・エンゼルス＞初回、四球で出塁する大谷（撮影・会津　智海）
Photo By スポニチ

　エンゼルスの大谷翔平投手（28）が5日（日本時間6日）、敵地シアトルでのマリナーズ戦で「3番・投手兼DH」で出場。第4打席で安打を放ち、開幕から6試合連続出塁となった。

　第1打席は四球、第2打席は左飛、第3打席は四球だった。1点リードの7回2死一、二塁から迎えた第4打席。マリナーズの救援右腕・ムニョスが投じた外低めのスライダーをうまくはじき返して、三塁線を破る左翼線適時打。4点目を挙げた。

　この日、投げては初回、試合時間短縮のため今季から導入されたピッチクロックルール違反として1ボールを宣告された。4回までは毎回走者を背負ったが、要所を抑えて粘りの投球。6回3安打8奪三振、111球を投げ、6四死球の内容。2回には女房役・オハピーが逆転2ランで援護し、勝利投手の権利を得た。

　また、6回には打者としてもピッチクロック違反をとられる場面があった。