パドレスが2勝目 地元サンディエゴは熱狂 24年ぶりのリーグ優勝決定シリーズ進出に王手

[ 2022年10月15日 13:57 ]

4回にソロ本塁打を放ったグリシャムを迎えるパドレスのマチャド(AP)
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 16年ぶりに地元サンディエゴ(カリフォルニア州)でプレーオフの試合を行ったナ・リーグ第5シードのパドレス(西地区2位)は、2―1で第1シードのドジャース(西地区1位)を下して2勝1敗。本拠地のペトコパークは4万5137人のファンで満員となり、大歓声が沸き起こる中で24年ぶりのリーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけた。

 パドレスは先発のブレイク・スネル(29)が5回1/3で5安打、1失点と好投。3回にはジェイク・クロネンワース(28)のタイムリー、4回にはトレント・グリシャム(25)がソロ本塁打を放ち、この2点を5投手のリレーで守り切った。

 昨季ソフトバンクに在籍した2番手のニック・マルティネス(32)は2/3回、阪神に在籍した4番手のロベルト・スアレス(31)は1回を投げてともに無失点。抑えのジョシュ・ヘイダー(28)を含むパドレスのリリーフ陣は計3回2/3を投げて1安打、6奪三振と今季5勝14敗と負け越していたドジャースの強力打線を抑え込んだ。

 ドジャースは今季16勝1敗のトニー・ゴンソリン(28)が先発したが1回1/3で4安打、1失点。3回は2死満塁、5回はムーキー・ベッツ(30)の右犠飛で1点を返したものの、そのあとの1死3塁ではタイムリーが出なかった。

 これでナ・リーグの地区シリーズでは今季111勝を挙げたドジャースと101勝のブレーブスがともに敵地で王手をかけられた形。101勝のメッツはすでにワイルドカード・シリーズでフィリーズに1勝2敗で敗れており、3ケタの勝ち星を記録した上位3チームが地区シリーズまでにすべて姿を消す可能性が出てきている。

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