巨人・原監督「すごくレベルの高い話ができた」 初視察の大久保コーチと意見交換

[ 2022年10月15日 16:10 ]

<巨人 秋季練習>大久保1軍打撃チーフコーチと話す原監督(撮影・河野 光希)
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 巨人の原辰徳監督(64)が15日、川崎市のジャイアンツ球場で行われた秋季練習で、1軍打撃チーフコーチに就任した大久保博元氏(55)と意見交換を行った。

 原監督は、初視察となった大久保コーチとともに紅白戦をスタンドからチェック。「お互いに質問し合ったりね、貴重な時間だったと思いますね。野球の、点取りゲームという点では完全なスポーツなんだけど、そこにどうやって、どういう考えの中でするのかという点では、やっぱり伝え方、あるいは考え方。これは非常に重要なことで、そこはお互いこれからどんどん構築をしなければいけない。でも、すごくレベルの高い話ができたという点ではお互い非常に良かったと思います」と振り返った。

 「デーブ」の愛称で親しまれる大久保コーチは95年に巨人で現役引退。西武で打撃コーチを務めた08年はアーリーワークを導入するなど、若手選手の底上げを担い、日本一に貢献。15年には楽天監督を務めた。明るい性格で選手との距離を縮める一方、指導者としての厳しさも併せ持っている。

 大久保コーチは「攻撃陣として、何をした方が監督の野球になるのか、その確認を今日はちょっとずつしていて、その中で監督から選手たちの特長、情報をもらうっていう。今日はその作業をしていました。攻めるにはいろんな選手の情報とか、相手に行く前に自分のところを知らないとできないからね」と語った。結果を出すために、どうやって選手に伝え、納得して取り組ませるか。その点でも大久保コーチの「引き出し」に期待がかかる。

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