オリックス中川圭太が大殊勲のサヨナラ打「強い気持ちで打席に入った」 昨年不出場の悔しさ晴らす

[ 2022年10月15日 22:21 ]

パCSファイナルステージ第4戦   オリックス3―2ソフトバンク ( 2022年10月15日    京セラD )

パCSファイナル<オ・ソ>9回2死一、三塁、中川圭はサヨナラ打を放ちガッツポーズ(撮影・後藤 大輝)    
Photo By スポニチ

 パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(6試合制)の第4戦は、レギュラーシーズン1位のオリックスが同2位のソフトバンクにサヨナラ勝ち。アドバンテージを含む4勝1敗とし、2年連続の日本シリーズ出場を決めた。2-2の9回に2死二、三塁の好機をつくり、中川圭太内野手(26)の左前が左前へサヨナラ打を放った。

 中川圭は打球が三遊間を抜けると、ガッツポーズ。チームメートからウォーターシャワーでの手荒い祝福を受け、ずぶ濡れになりながら仲間とハグし喜んだ。

 共同会見で中川圭は「本当にうれしいです。もう自分のスイングをすることだけ心掛けて、強い気持ちで打席に入りました。(打球が抜けた瞬間は)めちゃくちゃうれしかったです」と語った。昨年はシーズンは61試合の出場にとどまり、クライマックスシリーズの舞台に立てなかった。「去年は自分の実力不足でチームに貢献することができなかった。今年、強い気持ちを持って1年間やってきたので、まだまだ強い気持ちを持ってやっていきたいなと思います」と表情を引き締めた。

 オリックスは22日から始まる日本シリーズで2年続けてヤクルトと対戦する。昨季逃した日本一へ「チームのために、形を気にせずに、思い切りプレーしたい」と語った。

続きを表示

この記事のフォト

2022年10月15日のニュース