17年ドラフト同期 ヤクルト・宮本の活躍が村上の励みに

[ 2022年10月15日 05:30 ]

セCSファイナルステージ第3戦   ヤクルト6―3阪神 ( 2022年10月14日    神宮 )

<ヤ・神>ファンに手を振る村上(撮影・尾崎 有希)
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 同期の活躍が励みだ。阪神・青柳対策でスタメンを外れたヤクルト・山田に代わって3番に入った宮本は村上と同じ17年ドラフトで入団。大卒のため高卒の村上の4歳上だが、お互いの家にも行くほど仲が良い。

 宮本は交流戦後のミーティングでナインに翌日の休養指令を出した高津監督から「スイング禁止なんで。バット握らないように。監督命令だから」といじられるほどの練習の虫。その姿を1年目から近くで見てきた村上は「(宮本)丈さんがいたから自分もやらないといけない、と頑張れるようになった」と感謝する。

 決死のヘッドスライディングでもぎ取った内野安打は、直前に8球も粘って四球を選んだ先輩の姿に奮起したに違いない。(青森 正宣)

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