オリ・杉本 CS史上初2年連続MVPを逃して早くも日本シリーズMVP宣言!?「もっと打てるように」

[ 2022年10月15日 22:45 ]

パCSファイナルステージ第4戦   オリックス3―2ソフトバンク ( 2022年10月15日    京セラD )

日本シリーズ進出を決め、会見をする杉本(撮影・平嶋理子)
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 パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(6試合制)の第4戦は、レギュラーシーズン1位のオリックスが同2位のソフトバンクにサヨナラ勝ち。アドバンテージを含む4勝1敗とし、2年連続の日本シリーズ出場を決めた。

 第2戦で決勝2ランを放つなど大活躍を見せた杉本裕太郎外野手(31)は、2年連続の日本シリーズ進出に「とても嬉しいです」と語った。

 杉本自身、レギュラーシーズンでの悔しさをぶつけたCSだったという。「レギュラーシーズンでいっぱい悔しい思いをしたのでCS、日本シリーズでやり返してやるという気持ちでやっていました。日本シリーズではもっと打てるように頑張ります」と日本シリーズでの更なる飛躍を約束した。

 CS第4戦は無安打も2つの四球を選んだ。「“全員で勝つ”で言っている通り、決めるところは決めて、つなぐところはつなぐ意識があるので今日はヒットが打てなかったですけど、フォアボールが2つ取れてよかったかなと思います」と全員で勝つ気持ちでプレーを続けていた。

 史上初の2年連続CSでのMVPが期待されたが、最後は吉田正に譲る形で惜しくも逃してグラウンドに手をつきがっくりとうなだれ、スタンドを沸かせた。「絶対に僕やと思ったんですけど…」と笑みをこぼしつつも「投打の神様2人には勝てなかったので、日本シリーズで獲れるように頑張ります。それぐらいの活躍がしたいです」と早くも日本シリーズでのMVP宣言をした。

 ヤクルトとの日本シリーズでの再戦についても「元気があって強いチームなので、去年はやられているので全員でリベンジしたいと思います」と雪辱を誓った。

 最後に「今日は京セラドームが満員で盛り上がって、楽しかったので、日本シリーズでもいっぱい、応援よろしくお願いします」とファンへメッセージを送った。

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