京大、近大に先勝し今季初勝利　近大戦史上初の勝ち越しなるか

関西学生野球秋季リーグ戦　第7節1回戦   京大4―1近大 （ 2022年10月15日    ほっともっとフィールド神戸 ）

＜京大・近大＞力投する京大先発の水江日々生
Photo By スポニチ

　京大が近大に先勝し、開幕からの連敗を8でストップ。今季リーグ戦初勝利を挙げた。

　先発右腕の水江日々生（3年＝洛星）が7回5安打無失点の好投。8回からは今秋ドラフト候補に挙がる最速152キロ右腕の水口創太（4年＝膳所）が救援。9回に1点を失ったが、2回1失点で試合を締めた。82年の新リーグ設立後、唯一近大には一度も勝ち越したことがないが、先勝で王手をかけた。

　チームはすでに最下位が確定しているが、水口は「優勝もなくなって、モチベーションをどこにつくるかというのが難しい中で、この1勝は大きい」と笑顔。「（ドラフトより）試合でしっかり投げること、それだけを考えて投げたい」とあす16日もブルペンで肩を回して待機するつもりだ。

　また、以前までは育成指名でもプロ入りの意向を示していたが「ドラフトも直前になってきて、自分で考えて決めました」と支配下以外ならプロ以外の選択をすることも明かした。