元カージナルスのブルース・スーター氏が死去 69歳 クローザーの草分け的存在

[ 2022年10月15日 12:59 ]

1982年、ワールドシリーズで優勝したときのスーター氏(AP)
Photo By AP

 カブスやカージナルスなどで活躍し「クローザー」の草分け的存在だったブルース・スーター氏が13日、ジョージア州アトランタ郊外カーターズビルで死去。69歳だった。遺族が14日、AP通信に明らかにしたもので同氏は末期のがんでホスピスに入っていた。

 スーター氏はカブス、カージナルス、ブレーブスで通算661試合に登板。それまでメジャーにはなじみのなかった抑え役をこなし、12シーズンで68勝71敗300セーブ、防御率2・83と言う成績を残した。

 「スプリットフィンガー・ファストボール」を初めて投げた投手としても有名。1982年のワールドシリーズではカージナルスの優勝に貢献し、球宴には6回選出された。

 1982年にはサイ・ヤング賞を受賞。2006年には殿堂入りを果たし、背番号42はカージナルスの永久欠番となっている。

続きを表示

この記事のフォト

2022年10月15日のニュース