ソフトバンク和田、緊急降板 好フィールディングも直後に治療でベンチに…4回1/3で2失点

[ 2022年10月15日 19:28 ]

パCSファイナルステージ第4戦   ソフトバンクーオリックス ( 2022年10月15日    京セラD )

<オ・ソ>5回1死一塁、負傷しマウンドをおりる和田(中央)(撮影・平嶋 理子)
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 ソフトバンクの和田毅投手(41)はオリックスとのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第4戦(京セラドーム)に先発登板し、4回1/3を投げ2失点で緊急降板となった。

 1勝3敗と後がない中での登板となった和田。初回からリズム良く投げ込み2回を6人で仕留めた。3回に四球と一塁手・中村晃のエラーで2死一、三塁。2球目に福田の盗塁を許して二、三塁となったが、宗を左飛に抑えて無失点で切り抜けた。

 3回まで無安打投球を続けたが、4回先頭・中川に2球目を左前に運ばれて初安打を許すと、4番・吉田正への2球目だった。高めに浮いてしまったチェンジアップをバックスクリーンに運ばれ痛恨の先制2ランを許した。打たれた瞬間、和田はぼう然と打球の行方を見つめ、顔をしかめた。

 それでも、気持ちを切り替えて後続を打ち取った。5回には先頭の紅林に左前打を許したものの、続く若月の投前の犠打に猛ダッシュし、二塁で刺す好フィールディング。だが、その直後に足を痛めたのか少し不自然な歩き方で治療のためベンチへ戻った。

 結局、和田は治療からマウンドに戻ることはなく、ベンチから藤本監督が出てきて投手交代。和田は4回1/3で58球投げ、3安打2奪三振2失点で降板となった。2番手には大関がマウンドに上がった。

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2022年10月15日のニュース