ソフトバンク サヨナラ負けで終戦…20年以来の日本S進出ならず 9回にモイネロが痛恨

[ 2022年10月15日 21:12 ]

パCSファイナルステージ第4戦   ソフトバンク2ー3オリックス ( 2022年10月15日    京セラD )

<オ・ソ>9回、中川圭にサヨナラ打を浴びるモイネロ(撮影・岡田 丈靖)
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 ソフトバンクはオリックスとのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第4戦(京セラドーム)で2-3のサヨナラ負けを喫し、2020年以来の日本シリーズ進出はならなかった。

 1勝3敗と崖っ縁の中で先発した和田が4回にオリックスの主砲・吉田正に先制2ランを浴び、5回無死一塁からのバント処理で負傷し緊急降板となる事態に。それでも大関、泉ら中継ぎ陣が粘りの投球でオリックス打線に追加点を与えなかった。

 投手陣の奮闘に応えたい打線は、4回まで山岡の前に2安打に抑えられた。山岡降板後も2番手・宇田川の前に走者を出しながらも、得点を奪うことができなかった。

 だが、流れを変えたのはこの日に30歳の誕生日を迎えた牧原大の執念の守備だった。6回2死二、三塁の大ピンチで、センター後方を襲う打球に背走しながらのダイビングキャッチ。最後までボールを離さない超ファインプレーで救った。

 すると7回1死一塁でデスパイネが3番手・山崎颯の157キロのストレートを左中間席に運ぶCS史上2位タイとなる通算9本目の本塁打の同点2ラン。試合を振り出しに戻した。

 8回には5番手・藤井が2死から連続四球と安打で満塁の大ピンチとしたが、代打・西野を左飛に仕留めて乗り切った。何とか勝ち越したい打線は9回の攻撃で1死から牧原大が右前打も、柳田、デスパイネが凡退で無得点。そして、9回にモイネロが2死二、三塁から中川圭に痛恨のサヨナラ打を浴びてしまい、今シーズンの戦いが終わった。

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