日本ハム1位公表の日体大・矢沢 東海大に8回2失点で先勝 1位指名公表に「評価していただきうれしい」

[ 2022年10月15日 13:30 ]

首都大学野球秋季リーグ   日体大7―2東海大 ( 2022年10月15日    神宮 )

東海大戦で8回2失点と好投した日体大・矢沢(撮影・田中 健人)
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 日本ハムが1位指名を公表した日体大・矢沢宏太投手(4年)が先発し、8回3安打2失点と好投。リーグ優勝に向け、東海大に先勝した。

 初回から2者連続三振を奪うなど、上々の立ち上がり。2―0の2回に四球を与えて2死二塁とすると、7番打者に一時同点の左越え2ランを被弾したが、そこから粘った。最速は146キロだったが、チェンジアップを軸に丁寧な投球で3回以降は得点を与えず。「ホームランを打たれる前の四球がもったいなかったが、いつもより集中して投げられた。バランスも良かった」と手応えを口にした。

 日本ハムの1位指名公表後、初のマウンドで評価に違わない好投を見せた左腕。「評価していただいてすごくうれしいです。あまり実感はないが、まずはリーグ戦を勝つことに集中したい」と語る。それでも、自身のSNSのフォロワーも急増するなど、反響も大きい。

 16日の2回戦は野手としての出場が見込まれ、救援での登板の可能性もある中「リーグ戦終盤で大事な試合になる。打つほうでも投げるほうでも、しっかり準備したい」と力を込めた。

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